Museo Kircheriano -33ページ目
<< 前のページへ最新 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33

電撃フリント

あまりにも、暇なので以前こんなものも購入してたなんだなと思いつつ DVD を視聴してみる。
映画はジェームズ・コバーン主演の OO7 もどき。

電撃フリント GO GO作戦
電撃フリント アタック作戦

他愛も無いと言えば、そうなるが、主人公かなり異常なので、お笑いでしょう、これは。
007 であれば証拠の品は、鑑識の出来る人物に預けるんだけど、フリントは、自分で鑑識してしまうのだから、007 以上にチームプレイとは、程遠い存在。
たとえ他の鑑識で上がった証拠ですら、即座に特定できる有様。
高層ビルの最上階のペントハウスに住んでいるわ、イルカ語は話せるわ、ボリショイ・バレエ団でバレエを教えているわ、愛人が沢山要るわ、意識的に心臓を止める事すら出来る主人公の死角をむしろ聞きたくなる話。
いかに自分が何でも出来ることを自慢するあたりは、小学生がいかに自分が優等生かを自慢するような印象で、成人の日にはふさわしくないかもしれないが、まぁそんなものだろう。
そういえば、オープニングで 007 らしき人物が任務に失敗してたのを流すのも小学生の自慢風。

もっともそんな映画だから、DVDも初回限定発売 なのかもしれない。
そもそも、007のパチモンという時点でマニア向けだもの。

当時はライバルのMGMも、日本でのDVDの発売は、 20世紀フォックスからなので、
遅い呉越同舟の風情。
子供っぽい自分には、この映画が好きになる反面、自戒の念を強くする。

今日は成人の日だけど?

今日は成人の日、法改正で1月の第1月曜日になったおかげで、3連休になるのは、ありがたいことではある。
例年通り、荒れた成人式というのもあるんだろうなぁ、きっと。
事件を起こすのは、不思議と「塗装工見習い」とか「大工見習い」なんだろうな。
正月になれば、テレビ局で流れる番組も、季節ものになるし、映画もイベントムービーが多くなる。
ところが、成人の日は、どうなのだろう?

朝からテレビを見ているとやはり、テレビ局では映画は WOWOW となる。
皇帝のいない8月
渋すぎる、あまりにも渋すぎる。
それ以上に、なぜ?がいっぱい付く。
これって、クーデターものだよな。
憲法改正をして、昔の秩序ある世界を取り戻すんだ」と訴える渡瀬恒彦は、恐ろしく青臭い気もするが、それにしてもね。
若者には、「何が何でも、世界を変えろ!」というメッセージなのか、いかんせんラジカルすぎる。
そこまで考えていない気もするが。

WOWOW は、時として読めないものを放送するから好きだ。

次に放送するのは、懐かしのインディアナ・ジョーンズ3部作、これも何故に成人の日?というプログラムではあるが、もっと不思議なことにスターチャンネルでも同じ。

これも大人の味なのかな。
黒い罠」の引用?「市民ケーン」のラスト・シークエンスの引用というあたりは、オーソン・ウェルズの大人味。
ヌンチャクって、戦前でも欧米人はみんな知っているのかな?という疑問はあったけど。

近くのセブンイレブンでは久々にシャンメリーが売っていた。
成人の日だから?
お酒の飲めない人が酒席で飲むため?
想像をめぐらせると、キリがない。
<< 前のページへ最新 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33