Museo Kircheriano -31ページ目

無意味良品

最近、はまっているテレビ番組に無意味良品というのがある。
放送は、毎週夜9時のBSフジ。
BSデジタルでのみ舗装されている番組だ。
これがエラク、ツボにはまると面白い。
番組では、色んなところから無意味な良い物を買い付けて、それを販売するという謎の企業金蛇商事の企業活動をテレビで紹介する物で、
毎回ヘンテコな商品の実物を阿川佐和子、三船美佳、笑福亭笑瓶等の商品審査会なるもので、商品会議を開いて販売会議をするのがメイン。
出てくるものがエラクおかしくて楽しい。
この前は、ラーメン羊羹なるもの紹介し、その会社の様々な斬新な羊羹を紹介。
また、良盤ジャンケンなる企画もあり、これもなかなか、中古レコードであまりにも変なレコード同士で対決させて、買った方が買い取られると言うもの。
久々に笑わせてもらいましたよ。
でも、BSデジタルなので、見ている人はそんなに多くはないかもなぁ。
見た目は、ウゴウゴ・ルーガとか、モンティ・パイソンみたいだよ。
毎回、変なCGキャラクターが、70年代あたりのソウルやロックで踊るシュールなアニメもヘンテコ。

呪怨 は いい宣伝になっているね。

抗議100件以上…「呪怨」CM怖すぎて差し替え
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200502/gt2005021904.html

恐すぎて抗議が殺到だって、抗議している人間の顔を思い浮かべると莫迦すぎて笑ってしまうよ。
ジョギリショックだとか、ショック保険だとかの東宝東和や、ウィリアム・キャッスルだったら、手を叩いて喜んじゃうところだよ。
今時、こんな愉快なニュースが見られようとは。

呪怨は、ビデオ版2作、劇場版2作を見たので、おなか一杯って感じなのでワザワザ見たいとは思わないんだけど、恐怖映画の宣伝としては完璧だね。

それにしても、こんなくだらない事を抗議している暇人って、どんな奴だろ?
どうも、世の中自分が多数派だと思っている奴が多いな。
自分の言説が誰かを代表しているなどと思えるんだからな、これこそエゴの肥大だな。

17歳少年 ゲームに夢中、中1で不登校

小学校乱入:
17歳少年 ゲームに夢中、中1で不登校

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050215k0000m040131000c.html
毎日新聞より

いつもながら、このての事件が起こると必ず、ポップカルチャーだとか、サブカルチャーだとかの関連を流すものだ。
今回は、少年がわかりやすいくらいゲームに没頭していたせいで、ビデオゲームだ。
影響があるかないかは分からんが、あまりにもニュースが作為的なのは鼻につく。
「次々と人を殺していくようなゲームも好きで、部屋はゲームソフトがいっぱいだった」という同級生の話。

こう言っては何だが、たとえば FPS あたりのゲームの中に 次々と殺さないゲームって、どのくらいあるんでしょうか?
殆どが「次々と何かを殺すゲーム」かとは思いますが。
FPS の中の一つでも好きなもの、持っているものがあれば、該当してしまう。

安易に考えすぎるなよ、いい年した大人がさ。

そうそう、このあとニュースで、きっとネットワークRPGのことが出てくるような気がするなぁ。

これまた、分かりやすいしね。

大阪のイメージって、やっぱり

もめるおばちゃんCM「大阪は詐欺被害少ないんやで」
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/osaka.html?d=12fuji50770&cat=7&typ=t

静岡県の振り込め詐欺防止CMがもめているらしい。
大阪のおばさんと言う設定で、大阪は詐欺の被害がすくないとか、いう内容のようだ。
別にこれといって問題があるようには思えんが、大阪の人たちには問題があったらしい。
庶民から「大阪のイメージを落とす」と言う抗議があったんだそうな。
どうも自分には、「大阪の悪いイメージ」(しかもある部分は正しい)ということを明快に示していそうな気がするんだな、これが。

詐欺の防止運動をするのは良いとは思うが、どうもこちらもトンチンカンな気がする。
消費者保護法の内容を分かりやすく説明するとか(この場合はワンクリック詐欺になるか)詐欺を具体的に防止する方法はいくらでもあるんですけどね。
インパクトのあるCMである意味脅かすというのは感心しないなぁ。
まぁ確かにこんなCMで使う金はもったいないとは思う。
原子力発電所は安全だとうったえるCMよりは害が少ないとは思うが。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 SEE その2

ようやく、SEE の中身を本編を見終わった。
今回は最後と言うこともあってか、追加映像は多かった。
それ故に演出が丁寧になって、ストーリーにぐっと深みが出た。
アラゴルンが黒門に出陣する前のくだり、ピピンがメリー探すシーンが暗くなって、暗くなっても探してた事になったりで、それぞれのエピソードの補完する形で増えているのが良いですね。
指輪物語もこれで終わりと思うと残念ではありますが、有終の美を飾った様で安心しました。
キングの「IT」みたいに長い映画ほど最後でやられるか?と思うと不安になるのです。

不思議な一太郎の特許

「一太郎」のヘルプ機能、修正プログラム配布も検討
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/07/news035.html

まぁ、当然の成り行きで、修正版の検討なのですが、
問題は変更の中身 アイコンを?だけにするというところ。
すみません、これって特許なのでしょうか?
これが特許に抵触するって、何なのでしょうか?
すご~く、クダラナイ特許のクダラナイ争点にために
無駄な時間を弁理士のために費やしたと言うことだけなのでは?
いい加減、特許も考え直さないと、単なる許認可制度と変わらんと
思うんだが。

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 SEE

今回、大幅増量の50分追加で、ついに4時間の枠を超えてしまっている。
今日届いたばかりなので、未だに見ている途中だけど、大幅にシーンが追加されているのが初っ端から分かる。
サルマン登場シーンがあるのだ。
映画のミッシングリンクが結構繋がりそうだ。

LOVERS

チャン・イーモウには、HERO である意味裏切られているので、今回の目当ては、主役のチャン・ツィイー。
ストーリーは、はっきり言ってどうでもいい。
飛刀門の目的も、運命もまったく不明だし、国家の命運を決めるとかいうスケールの話でもないんで。
話は不思議なくらい女性的なので、毛色の変わった恋愛映画といったところ。
「アメリ」みたいに「不思議チャン」同士ではないのが、ある意味で安心、ある意味で残念といったところ。
HERO の時は、完全に脇役だったので、今回は主役のチャン・ツィイーが
アクションしているのを見られれば、良いのです。
ある意味「グリーン・デスティニー」と同じですな。
ダンスやバレエを鑑賞するようなつもりで見ると無問題。

修羅雪姫 恨み恋歌

梶芽衣子の「修羅雪姫」の続編
前作で、母親の敵を全て殺した、主人公は、あても無く彷徨い、
刺客家業をしていた。
その間に警察との激しい捕物を潜り抜け、ますます殺人マシーン化した主人公は、
捕らえられ死刑を宣告されるも、特高警察(長官は岸田森)に助けられ、反政府主義者の伊丹十三を殺すように命じられるが、伊丹十三の説得により、
すっかりアナーキストになり、政府転覆をも起しかねない秘密文書を手に
激しい攻防を繰り広げることになる。
ここで強烈ななのは、特高警察の手段、拷問なんてのは当たり前、捕らえた伊丹十三にペスト菌を注射して、主人公が潜む貧民街を病気で汚染しようと企むあたり。スプラッターは少なめな代わりとはいえ、凄い展開。
もちろん、特高警察も手下の山本麒一は腕を貧民街の住民に拷問でもがれてしまう訳で、すばらしすぎる。
医者の原田芳雄の指示で、文書の公表と引き換えに、金をよこせと脅迫するも、岸田森は却下、
その際のセリフはすばらしく「やつらは、国家に対して脅迫をしてきたのですよ!国家は断じて要求には応じない! 貧民街に住む人間はゴミだ」とおっしゃる。
そして貧民街を丸焼き(無論、住民皆殺し)にして、証拠隠滅を図るんです。

前作以上にハードな展開に度肝を抜かれますわ。

一太郎、存亡の危機

松下とジャストシステムの特許の裁判で、松下が勝訴して、一太郎、花子の
販売、製造停止及び、在庫品の棄却が命じられたそうな。

PC-9801 の頃は、「一太郎おじさん」という言葉もあったくらい、馴染み深い
存在だったけど、Windows の時代からは、MS-Word に押されています。
古参のワープロだけに残って欲しいというのはある。

特許の内容も、正直に言えば、すごくクダラナイ内容だ。
何をいまさらとか、今ごろどうしてと思う人も多かろう。

マネシタ電器と呼ばれて久しい(松下の社長も言っていたくらいだから)ことを思うと、
特許で訴訟というのは、ことさら滑稽に写る。

なんだかね。