Museo Kircheriano -32ページ目

CPRM

先ごろ、地上デジタル・BSデジタル・CS110 デジタル・チューナーを購入した。共用アンテナの都合で、地上デジタルは受信できなかったが、BSデジタルでハイビジョンは見られた。確かに高画質の画面ではある。チューナーには、B-CASカードを入れないと受信できないらしい。 B-CASカード単位で受信契約をコントロールするというものだ。これだと、機器ごとにB-CASカードが必要になるんですけど、それは良いのか?という疑問が出てくる。ビデオデッキ、テレビ、これだけでも2枚必要な換算だ。携帯テレビなんかがあれば、それにも1枚、子供部屋にも必要とあれば、また1枚。馬鹿らしい、これでは、契約の問題はどうするのだ? CPRM を導入するために、全てに必要になったということらしい。まったく、馬鹿げている使用者不在のシロモノだ。 CPRM も、同様だ。 DVDが消えてしまうというコマーシャルが流れているのに、コピーを禁じられているのだから、ただ消えるのを待てということか、あのコマーシャルは、それとも消えないメディアを買えということか。全てのユーザーを海賊版業者のように見ている放送業界、メディア業界、政府が考えたことだ。著作権と騒ぐのは簡単だ、だが、本当に著作者を守っているのか?著作者を食い物にする存在を守っているだけなのではないか? アナログ放送が終了したら、どうなるんだ。災害が起きたときには、B-CASカードがないから「災害情報」や「ニュース」を見られないということになるのか?まったく、ジョージ・オーウェルの世界みたいになるのはご免だよ。

ヴァン・ヘルシング

これって、19世紀のジェームズ・ボンド と やはり モンスター・ハンターというやつか?
そう考えると「ゲゲゲの鬼太郎」と同じと思えるから不思議。
ちょうどネズミ男もいるしね。
ヘルシングの過去については一切明かされなかったけど、どうなんだろ。
ドラキュラの出自に因縁があると考えると、ヘルシングもイモータルとなるしなぁ。
フランケンシュタイン博士の研究もイマイチ謎のままな気がする。
雰囲気はいいんだけど、コミック的な活劇ではあったな。

トイレで音楽

TOTO、MP3再生に対応した便器を発売
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050127/toto.htm

トイレで音楽を聴きたいと言う人が多いのは良く分かった。
トイレもAV機器になる時代なんだね。
MP3 というところで、他の機器からは独立しているので安心ではある。
付属の音楽には、リラクゼーション効果のあるものを選んでいるとのこと。
トイレで、ロックは無理かなぁ。楽しそうだけど。
自分だったら、キング・クリムゾンの「21世紀の精神異常者」だな。

修羅雪姫

釈由美子のアクション映画ではなく、梶芽衣子の方
理不尽な理由で母親の夫(父親というわけではない)は殺され、母親はレイプされるが、機会を見計らって、仇の一人を殺して刑務所に入ったところで、生まれたのが修羅雪、凄いのは仇をとる子供が欲しいので、誰かまわずセックスをして生まれたのが主人公と言うところ。
この壮絶な設定に、今時では、ついていける人はすくなそうだ。
さて、生まれた時から敵討ちを以外を教わらない主人公は、西村晃の特訓で、冷徹な殺人マシーンとなり、仇の行方を追って旅に出る。
あとは、傘に仕込んだ長ドスで、一人一人と血祭りに上げていくのだが、
これが結構なスプラッター描写。
主題歌の「修羅の花」もなかなか良い感じです。
面白いけど、原作のマンガ本は今は見られないんだろうなぁ。

射雕英雄伝

正月から見ている中国のテレビドラマ「射雕英雄伝」は、面白い。
武侠小説のベストセラーの忠実なドラマ化だそうですが、
確かに「楽園の瑕」は、原作同じだけど、そもそも良く分からない映画だったから、ドラマの方が面白い。
それにしても、オッサンがカッコイイ話だなぁ。
武術の達人と言うだけで超人みたいだし。
それにしても、郭靖 への武術の教え方は、無茶っす。
いきなり6歳の子に、鞭で岩を砕けとか、槍を回して水をはじき返せとか、
これって、簡単なのでしょうか?
私には間違いなく弟子になるのは、厳しそう。

話は面白いので、今度、小説を読んでみようかと思った。

トゥルーマンショー

コメディアンって何でカナダ人が多いんだろうとは思いつつも。
この映画で主人公は見世物だけど、それ以上に気になったのは。

閉じた世界から出させないために、水恐怖症にするというあたり、
こりゃあ、見世物以上に明らかに危害を加えているでしょう、こりゃ。

人体実験とそうそう差がないとは思える。
感動する以前に、問題点が出てくる映画だなぁ。

同じ内容でも「EDTV」の方が楽しかったなぁ。

慎太郎ってば

芥川賞と直木賞が決まったらしい。
幼女偏愛の話なのは少し知ったけど、時期が時期と言う部分があるけど、
文学が世の中を変えるとは思えない(変える力なんてとうの昔にないのかもしれない)ので、気にもしていないけど、どうも あの 都知事は、それでも嫌だったらしい。
ナボコフ の小説の後では、すでに敷かれた道の一つにすぎないとは思うんだが、つまりロリコンジャンルだということで。

自分の小説がオヤジ狩りってのは、棚に置いているんだろうか。

都知事は、東京の中だけでなく、ついでに文壇も浄化したいのか?

こんな俗物が選考委員で、しかも政治の世界にいるってことを考えるとそら恐ろしい。
大丈夫か?芥川賞は。

今は読めるチャック・パラニュークも 読めない日が来るのか?
なんてことを一瞬くらいは思う。

現実感って、そもそもあるもんなのかな?

ゲームのしすぎとは書いているけど、パソコンでフォトショップの作業も似たようなものらしい。
あまりにも出来すぎた話だから、そこまで考えればいいのか、判りにくいけど。
でも、これが普通のモニターではなく、少し前に流行ったヘッド・マウント・ディスプレイだと、どんなことになってしまうんだろう?
普通のテレビやモニターで、現実感がなくなるんだったら、ヘッド・マウント・ディスプレイだったら廃人にでもなるのか?
あんまり売っていないから。購入する機会も少ないとは思うけど。

http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050113202.html

でも、木を揺する話は出来すぎだな、リップサービスもありそうな気すらする。

まぁ、ゲームって、特にアメリカ、ヨーロッパあたりのゲームは、仮想の現実を特に意識しているから、その流れではあるんだろうか。

萌えアニメってのは、よく分からないが

私は、DVD ソフトを趣味でよく購入する、主に映画ではあるが。
そして、よくインプレスのサイトを眺める。
そんな中に見つけたのが下記の記事

DVD「戦闘妖精少女 たすけて! メイヴちゃん」
-美少女戦闘機が、量産される“萌えアニメ”に問題提起


ある意味同じ穴のムジナと捉えられそうな記事

さて、どの辺が量産される”萌えアニメ”と違うのか?そこなのだけど、

引用---
彼女達はアニメファンの思いや愛情などのパワーによって生み出されたという。しかし、その存在は忘却の魔王・フォゲッタによって脅かされている。彼女達を形作っているのは“ファンの想い”ゆえ、キャラクターへの想いや作品への思い入れが薄れ、忘れ去られてしまうと、彼女達も存在できなくなってしまうというわけだ。
引用---

という設定が キャラクターの魅力のみで成り立つ、粗製濫造品とは違うと言う主張らしい。

”萌えアニメ”の次はミヒャエル・エンデ の粗製濫造か。
確かに違う意味で”問題提起”とは言えるかも。

今朝のニュースを見て

朝になってニュースを見ると、やっぱり成人式の記事がる。
タイトルが今年は静かってあたりに、本音がずばり出ているね。
「一発、何か派手にしてくれ」とでも言いたげなタイトルに、噂や伝聞でより話が大きければ良かった19世紀の頃の新聞となにも変わっていないねと思う朝。

そういえば、起きて見てはいないが、スターチャンネルのプログラムも WOWOW の「皇帝のいない8月」並に怪しい映画があった。

ファイトクラブ

面白い映画ではあるんだけど、これも、やっぱり目指しているところは革命なので、妙な詮索をしたくなる。
物質世界にどっぷりの主人公が、殴り合いで 生の実感を得て、テロ活動する話からも、スターチャンネルも「世の中なんて、ぶっ壊せ!」と言いたいのだろうか?
これだったら、プラスして「マトリックス」も入れておきたいところだね。

世の中って、つくづく不思議なシンクロニシティがあるな。

もっとも、現実の世界では酒飲んでステージに上がるくらいなんだから、確かにアジりたくなるかもな。