Museo Kircheriano -6ページ目

1984

最近 1Q84 という小説が売れているらしいな
ジョージ オーウェルのような内容ではないことは確かだな
あれほど重くて陰鬱な内容ならあれほど売れない

私は80年代の流行や風俗が嫌いだ
バブルに安いシンセと救いようのないくらい白痴的なトレンディ ドラマ
フジ月9なんて最悪

そんな時代を懐古したいのは ホイチョイ プロダクションだけかと思っていたが

映画は当然ながら暗く重く、救いはない
これは スターリン主義の批判であり、全体主義への強い警告
こんな世界にしちゃ駄目だと訴えていたのだが・・・

アメリカの愛国法しかり日本の破壊活動防止法、児童ポルノ禁止法と、世界的に国粋主義の台頭と映画と小説は予言になりつつある

村上春樹なんか読んでいる場合じゃない
現実にアクションしていかなきゃ

携帯電話の規制条例

いつも 思うんだけど
楽な手段ばかり選んでいると ろくなことにならないよ

子供のためにというが全く信用していないのだから

世の中、事実は一つしかないけど、真実は人の数だけあって、求める答えはボーダーの近くにあるって気がつかないと

もっとも この国の官僚は国民を少しも信じていないんだから 仕方ないかもな

スローターハウス5

私も知らなかったんてますが 原作者の方は日本とアメリカでは大分扱いが違いますね

確かに訃報が日本ではほとんど扱われなかったようです

こういう作家としての良心が感じられる人は貴重です

映画は、元々 あちこちの時間を漂う主人公の話なので、めまぐるしく変化します
それなのに 見にくいわけでなく、少しずつ主人公の人生のピースが合わさって俯瞰できるようになる展開は素晴らしい

さすがはジョージ ロイ ヒル さんです

最後辺りに言う教訓も ドレスデンの現場にいた人間だからこそなのでしょう
少し 哀しい気もするが

なんにせよ この映画は ブルーレイどころか あっという間に廃盤になるだろう
脱走山脈みたいに

見たいときが買い時です

いつもながら

スパイダーウィックの謎

歯切れの悪い説明をする印象(アンディ・シダリスの映画では仕方ないが)の解説者がストレートに面白いといっていたので見た

確かに児童文学の原作でファミリー映画風ではあるが

実際は カーペンターさんの傑作アクション「要塞警察」みたいな話だ

相手の目的はスパイダーウィック氏が書いた妖精図鑑
なんでも妖精の秘密が書かれているので奪って妖精王になりたいらしい
しかし家の回りはシールドがあるので家のまわりでの攻防がメインになる

武器はフェンシングと図鑑で調べたゴブリン用のおまじないに近い武器

さて 迷惑に近い図鑑を書いた著者は80年間ティル・ナ・ノーグに幽閉されている
当然ながら少しも歳をとっていない、なんとも言えないなぁ

それにしても ナポレオンに相当するキャラがいるとハードボイルドになるのだろうがいないせいか 違う雰囲気ではある

タイトルは今一つ
「スパイダーウィック氏の図鑑」で問題ないと思うが、スパイダーウィックって人の名前だし、その人が謎なのは最初だけだから

グロテスクを控えた「トロル」というとこか面白いとは思う

マイコーは偉大なの?

マイケル ジャクソンが死んだらしい

しかしながら おもいだされるのは スリラー、ビリー ジーン、バッド

マイコーはそれだけじゃないでしょ

ちょっと前にマイコーのビデオを年代順に流していたのを見たけどポップシンガーがポップスター、ポップ キング、そして裸の王様になる過程がわかりやすく見ることが出来た
90年代以降の凋落はファンであればわかったはず

アルバムが売れないときの理由をレコード会社の人種差別と言っていたときもあった

ラップが売れている時に人種差別してるわけないことは分からんことはあるまい

ビートルズの曲ほとんどの使用権をスリラーの印税で買っていることも知ってる人は知っている、これがマイコーの資産で一番高価なのも
スニーカーのコマーシャルで原作者が怒って裁判になったこともあるはず

整形以外にもマイコーは痛いお方だったのだよ

映画もあったよなぁ
マイコーがロボットになるやつ

マイコーはスターでもいいけど レコードが売れれば偉大になるわけではないのだよ

ウィー アー ザ ワールドは評価してもいいけど

ハムナプトラ3

スターウォーズの実験場といわれていた映画が堂々のトリロジーになるとは誰も思ってなかっただろうな

そのせいか 最初から好き放題やっていた映画は今回は中国のミイラ?陶器の人形?と戦う

敵役はジェットさん
ドラゴンになって火を吐くのは笑いましたが
ついでに共産党とも戦います

南米では何と戦うんだろうか

ジョジョのディオだろうか

DVD-Audio版 ミュージック フロム ビッグ ピンク

次世代CDはどれも敗北に近い状況

なかでもDVD-Audioは完敗でしょう

そうは言っても見逃せないものもあり、それがこれ

元のアルバムは名作中の名作

思えば 一番最初に買ったアルバムだった

ガキには、これは渋く感じたが 他にはなかったので繰り返し聞いた
慣れてくると、これが絶妙なバランスだということに気がついて すっかりはまった

歌詞にしても奥が深かったなぁ

ラストに流れてくる アイ シャル ビー リリースト は鳥肌がたつ

さて こいつは 名作の高音質バージョンだけにサラウンド環境と高域がでるスピーカーで聞いた

やっぱりCDとは違う
なんだろう静寂な世界でザ・バンドが完璧な演奏をしているというのだろうか
ピアノやオルガンの音も図鑑の見本みたいなものからより実体のある音になっている

最後のアイ シャル ビー リリースト は目頭が熱くなった

1000日のアン

少し見覚えがある人がいたので見た

ジュビエーヌ ビジョルドさんはハリウッド大作にも出ていたんだ
まぼろしの市街戦

この映画の精神病院の患者でサーカスの綱渡りのコスプレを楽しんでいるコロバインさんが 、アン ブーリンを演じているんだねぇ

映画はヘンリー8世は迷惑なワガママなエロ親父という認識になるだけで、ついでにどの奥さんもかわいそうというとこか

ヘンリー8世の離婚のせいで後々、国内で宗教闘争が起きてしまうけど 、映画では描かれん

そういや、トマス モアもヘンリー8世の離婚に意見するんだよねぇ

ドラゴン 対 7人の吸血鬼

世間的にはどうでもいいと思われていても、見る機会が少ないため見たいというのがこいつ

前に一回だけCSで放送されただけで それいこう音沙汰なし

リピートがある思い込んで録画もしなかったので後半を少ししか見ていない

ハマープロが香港のショーブラザーズと組んでシリーズ一番の異色作で、ある意味時代を先取りしすぎた映画
権利関係が少しややこしそうな感じだけどDVDで売れるとは思われていない

クリストファー リーは確かに出ていないよ、いかにもな原っぱでカンフーしたりもする
でも そこがいいのに
一応 時代劇風だし、ピーター カッシングのヘルシング教授もいる
戦闘員のゾンビもいる
これをカンフーで薙ぎ倒す
これがいいんだけど

いつか放送するかなぁ

シンプソンズ

サウスパークが見られない今、これが見られるのが救いかもしれん
まぁ Foxのチャンネルオンリーになったせいか愉快な吹き替えがなくなったのはかなり痛いが
内容は無駄に豪華で底意地の悪さは変わらん