Museo Kircheriano -7ページ目

アンダルシアの犬

予定調和がないってだけで
結構 壊れた映画になる見本ですな

アート映画の一種なので何も考えない方がいいな

字幕を見ても仕方ないしなぁ

たまにこの映画の場面を思い出して悪夢を見るときもあるけどイメージだけの映画だからなんだろうな

燃えよピンポン

ハスラー2でプールバーが流行ったり、スラムダンクでバスケが人気がでたりするが、これで 卓球はブレイクはしないだろうなぁ、大ヒットしたとしても

全体的な展開は「燃えよドラゴン」

ジョン サクソンのキャラはいないけど

クリストファー ウォーケンさんはコメディが好きなんだろうなぁと思うくらい弾けていますね、爬虫類顔でそんしているなぁ
あの義手と鏡の間に相当するものがないのでタイトルに反して燃えないんです

ケリー ヒロユキ タガワ さんが出るところまでは熱い展開もありそうだったんだけど 、いきなり死亡しちゃうからなぁ

マギーQさんは、かっこいいけど 主人公のバターとラードを足してぐつぐつ煮込んだような男との ツーショットはきついかも

殺人ブルドーザー

恐怖の対象は

静かに
ゆっくりと
気付かないように

来るのが標準的

バリエーションとして高速移動するのもあるが あんまり見ていて大差はないもんです

しかし こいつは

轟音を立てて
ゆっくり
目立ちながら

近づいてくる

殺される方がアホに見えるという素敵な映画だ
こういうものを何回も見ることがあるのが哀しい

これ、本当に 原作は シオドア スタージョン なんですか?

中古ビデオくらいでしか見ることないでしょうけど

ハリポ 訴えられる

いやぁ、良いよね
朝からこんなニュースを見ると気分が絶妙に澱んできてさ

訴える内容も良いよね
魔法使いがコンテストをやるとか、魔法使いが列車で移動するとことかってさ
良いよね、「炎のゴブレット」というちょうど中だるみしそうな辺りを狙っているとこもさ

前に訴えていて2度目というところも著者ではなく著作権管理している人間というのも良いよね

なんかさぁ、金の匂いで集まる人間の匂いがしてさ

私が弁護士なら世の中のほとんどの作品を訴えられる可能性を感じてこ踊りしそうだよ

まったく創作ができない人間の発想はわかりやすい

私はハリーポッター嫌いだけど翻訳家の脱税とか 澱んだニュースがあるから、悪くもねぇなと思う

リバース

タイムスリップならどこがいい?

という心理テストの問題もあるくらい
タイムマシンはポピュラーなSFガジェットになって久しいけどもっとも現実的ではないんだよね

未来に行く方法は理論的にはあるけど過去には戻れない
今のところ世捨て人専用なわけ

現実は厳しい

冒頭の質問だと私はインダス文明やヨーロッパ人が来る前のイースター島であの文字の読み方を調べたいな

他には人生のターニングポイントの選択を変えたいと思うかな

起こってしまったことを変えるのは誰しも考えるわな

この映画でのタイムマシンは夢の過去を変えるマシン
但し変える時間は10分くらい前だけ
そうは言っても殺人事件が変わるなら十分使えるわな

タイムマシンはほとんど万能だね

少林寺三十六房

スポーツドラマや軍隊もの、そしてカンフー映画は訓練が話のメインになることが多い

実際訓練の方がドラマがあるし、実時間でも試合や決闘よりも長いはず

だから延々と訓練が続く映画は多い
その方が面白いのは確かなので問題はないんですが

で、この映画も例に漏れず特訓が続く映画
35段階も訓練が続くから訓練の不思議かつスパルタな様子を眺めるわけですが、基礎体力に頭突きまで含まれているのが興味深い
やる場面はなかったような気がするが
後遺症が出そうだなぁ、アレは
リュー チャーフィーさんの代表作だから昔見た人も多いでしょう
でも アレは ズバットの真似の次くらいは危険です

蟲師

虫というのは完成度の高いロボットだと思う
行動の原理は単純なフリップフロップで行い、そこには迷いも疑問もない
単純な構造なのに増殖を行い、環境に応じて小進化も行われる

虫というものを知るほど異世界の住人だと思わされる

まぁ私には感情移入しにくい生き物というところだ
だから蟲がいる世界というだけでむず痒い感じになる

冷静に見ていたら「鬼太郎」と同音異口くらいに思えるが相手は虫だけにユーモラスでもなければコミュニケーションも取れないので生理的な嫌悪か恐怖しか感じない

虫はアップで見ると恐いだけだからなぁ

昔の映画でも虫はたくさん出てくるけど常に敵だった

まぁ欧米人には虫は 日本人のメタファーらしいからな、何を考えているのか分からないというイメージで

そう考えると虫に情緒や神秘、感情移入があるというのは日本人らしいのかもな

歌謡曲だよ 人生は

最近は
歌手=アーティスト
という言い方をする

自作の曲を自身が演奏するくらいならわからなくもないけど

羞恥心 でもアーティストだからねぇ
歌っていればいいくらいの勢いだよ
そのわりに 「演歌歌手」は変わらないから
妙な違和感がある

この映画は歌手が歌手と呼ばれていた時代の曲ばかり
歌謡曲という言い方が絶滅に近いしな

そうなると話は最初からノスタルジーがメインになるわけで

私には実感がわく話はないけど、自身の体験と重なる人もいるんだろうか

東京が憧れの象徴だから

サウス パーク

何かというとヤバいとか
伏せ字を使いがちな日本人には思いつかないアニメーション

正直、アニメーションの必然性は有るのかとか
声優が少ないとかはあるが
いつも攻撃的な内容を続ける姿勢が素晴らしい

以前はテレビで見ることが出来たが数年前から見られなくなった

多分理由はチンポコモンのエピソードと
それを理由にクズイさんに脅迫でもなさったライティーな方々の活躍によるものと思っている

このエピソードははっきり言ってガキの落書きみたいな話である

やんごとなきお方のキャラクターが出るから文芸春秋に
「身震いするほど腹が立つ」となったのだろう

イギリスの王室みたいな度量を持てないんだろうライティーな方は
あちらは女王を馬扱いで笑うというのに

おかげでトム クルーズの頭の中を紹介した爆笑もののエピソードが見られない
トム君が圧力をかけて消そうとしたアレを

華麗なる激情

まさか、こんな教育的な内容の映画で

かくれんぼ のようなやりとりを見るとは

油断していた

ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の天井壁画を依頼されたのは誰もが知るところだけど冷静に考えれば地味な話になるのは目に見えている

かくして
ローマ法王が
「もういいかい?」

ミケランジェロが
「まあだだよ」

ていうやりとりをするのがメインという映画になった

キャロル リードの演出のおかげか退屈というほどではないが

近年の修復で発見されたチンコにかぶりついている蛇のエピソードとか、それにまつわるゲイ関係のエピソードを入れた方が面白かったかもね