いまさらながら、原発って
いまさらながら、原子力発電所って、科学ではないと再認識してしまった。
20年前くらい、チェルノブイリの事故が覚めやらぬころ、ログインという雑誌の科学コラムに
原子炉のコラムがあったんだけど、より安全な原子炉を作れるはずなのに、なぜあんなに...
という内容だったのだけど、筆者の「でも、原発は怖い、科学では無くなっているから」という
ところを久々に思い出した。
それは、テレビで「直ちに健康には害がない」と連呼するのを聞いたから。
確かにうそは言っていないだろう。
しかし、重要なことは言っていない。
「弱い放射線を浴び続けた場合、長期間では影響があるのか、ないのか、わからない」
ということを。
だから放射線の閾値が極端に低く、グレーゾーンが大きいということを。
そう、原発は、シビリアンコントロール、政治そのものだったと再認識させられた。
私は浄水場のニュースを見て、あきらめて、この大規模人体実験に参加することした。
東電の社長は倒れたらしいが、この事件が始末がつくまではヤツラを絶対に死なせないし、生きさせない。
原発そのものがなくなるまで、許しもしない