デス・ロード 染血
得てして、大事に思われていないモノの適当な扱いは、
部外者でも分かるときは多いもんです。
テレビなら朝の子供向け番組(12チャンネルを除く)、最近ならDVDプレイヤーとか。
映画配給だとホラーが適当な扱いです。
名作でも「悪魔のいけにえ」とか「ゾンゲリア」とか、「死霊のしたたり」とか、区別の付きにくい、
関係のない映画でも「暴力脱獄」とか「戦争のはらわた」とか見ると意味不明なものも
少なくはないです。
タイトルで、パッと見で騙そうと言う魂胆がありありと出ています。
たいていは、幽霊が出たり、人が死んだり、お化けが出たり、モンスターが出たりするわけで、
その部分に違いは無いけど、タイトルまでそれを持ってくるとわけが分からない。
この映画も、タイトルからは、想像も付かない。
主要な登場人物は二人、人気のない雪山の夜に車で立ち往生しています。
そこで色々あるわけですが、血なまぐさい映画でもなければ、
死の道という印象とも違う。
ただ、ツキが無かっただけとかに近い。
怖いって言うよりは、悲しい幽霊譚というべきもんでしょう。
意外と悪くはないですが、タイトルの印象とは離れすぎ。
ついでにパッケージもだいぶ違う
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