訴える相手が違うな | Museo Kircheriano

訴える相手が違うな

田原総一郎を北朝鮮の拉致被害者家族が訴えた

面白いのはコメントで

裁判の結果で娘が生きているかわかるだろう

というもの
裁判の結果が意味がないことは猿でもわかる
事実が裁判の結果と同じであるという保証はないからだ

裁判自体が愚行なので何がついたところで差はない

田原総一郎の 生きているわけがない! に関しては乱暴な言い方だが そう考えている人間がいるということに過ぎない

本当に訴えるなら、長年にわたり何もしなかった外務省であり、中途半端に交渉して被害者を限定させた小泉総理であり、長年に渡り、疑いを持ちつつも事実を隠してきた警察であり、何もなかったように振る舞い続けたマスメディアだ

気分を害したのはわかるが、気分を害しないように何も言わない方が罪は重いはずだ
早くから国家的な誘拐があると公表していれば 被害者は減っていたかもしれない

こんな裁判で貴重な裁判の時間を使うなら、あまりに駄目な外交をする政府を変えることを考えるしかない

春秋に出てくる縦横家のような優れた詐欺師を探すのだ、管仲のような人間でもいい